捻 挫

捻挫

{代表的な症状}

外傷後の関節の腫れと圧痛、動かしたときの痛み

「どのような病気ですか?」

外傷後に関節が腫れあがり、動かしたり押したりすると痛みます。ねんざ用の細い鍼を使い、最も痛む部分を探して鍼を刺しますが、そのほとんどが靭帯部分です。その部分をひねったために内出血が起き、そのために鬱血して痛むと中医学では言います。そこで鍼で鬱血を解消してやります。一般的にはやめの鍼治療は即効性があって、すぐに歩けるようになります。

「外傷後の注意」

運動をただちにやめて局所の安静をはかります。絆創膏やサポーター、知識があれがきちんとしたテーピングで固定するのも良いでしょう。痛めた直後に冷水や氷で局所を冷やすと、腫れや出血を減少させ、痛みを和らげる効果があります。複雑骨折があると、骨の破片が血管に詰まって危険な状態になることもあるので、骨折がない場合にのみ鍼は有効です。